卵子提供はどんな人が行うのか

卵子提供者の条件とは?

卵子提供による妊娠の成功は、卵子の状態が大きく影響を及ぼします。妊娠の成功率は卵子の年齢が若いほど成功率が上がり、最大で80パーセントを超えます。さらに、生まれてくる子どもは卵子提供者の遺伝子を受け継ぐことになるので、肉体的・精神的な特徴は卵子提供者に起因するところが大きくなります。従って、日本では卵子提供者になる条件は20歳から30歳代の心身ともに健康な女性であることが前提となります。また、性病を含む感染症や遺伝的疾患が無いこと、精神安定剤の服用や薬物・アルコールの依存症でないことも重要です。卵子提供は倫理上売買の対象外であることから、提供者はボランティアであり、責任感の強いひとでなくてはなりません。その他にも、卵子提供のために通院することが可能か、2週間ほどの海外滞在が可能かなども問診されます。卵子提供者の中には既婚者や出産経験者もおり、妊娠や出産経験は実績のアピールになります。

人気のある卵子提供者とは?

卵子提供を受ける際、クライアントは卵子提供者の中から誰に提供してほしいかを選ぶことができます。卵子提供による不妊治療が盛んなアメリカでは、クライアントが選ぶ人気の卵子提供者の条件があるようです。その中でも最も重視されやすいのが美しい外見と高学歴であることです。他には身体的能力や学力、善良な人間であるかなど、クライアントが望む子どもにふさわしい遺伝子を持った卵子提供者が選ばれやすいことになります。エージェントはクライアントが欲する情報が提供できるよう、外見や健康面だけでなく、学生時代の成績やIQテストの結果、卵子提供者の遺伝的情報を三代まで遡って調べるのです。そして、アメリカのあるエージェントでは、人気のある卵子提供者は1年に3回程度卵子提供を依頼される人もいるようです。